top of page
検索

【第1回】女性に増えている“尿漏れ”の悩みと、骨盤底筋群の大切さ

  • 執筆者の写真: 沙紀 藤井
    沙紀 藤井
  • 2025年11月3日
  • 読了時間: 4分

〜エムセラを受けてみようと考えておられる方へ 

その前に知っておきたい骨盤底筋のこと〜


女性に増えている“尿漏れ”の現状

「くしゃみをしたときに少し漏れてしまう」「走るときや立ち上がる瞬間に“あっ”と思う」そんな“軽い尿漏れ”の悩みを抱える女性が、京都でも確実に増えています。

当サロン「FEMYELL(フェムエール)」にも、妊娠中・出産後・更年期・デスクワーク中心の生活など、さまざまな背景を持つ女性たちがご相談に来られます。

中には、まだ30代なのに「最近なんとなく不安」と感じ始めている方も。尿漏れは決して年齢だけの問題ではなく、姿勢・呼吸・生活習慣など、日々の体の使い方の積み重ねが大きく関わっています。

では、なぜ女性たちの間でこうしたトラブルが増えているのでしょうか?


女性に尿漏れが増えている理由

1. 座り時間が長く、骨盤が固定されがち

現代人の生活習慣として、日常的に座って過ごす時間が長いということがあります。

椅子やソファーでの長時間の座位姿勢は、骨盤を後ろに傾けやすく、お腹が曲がり、骨盤底筋が常に引き伸ばされた状態になりやすい姿勢です。

「座っているだけで疲れる」「腰の重さを感じる」という方は、実は骨盤底の筋肉が常にストレスを受けているサインかもしれません。

2. 呼吸が浅くなりがちな生活リズム

パソコンやスマホを見ていると、知らず知らずのうちに首が前に出て、胸が閉じ、呼吸が浅くなります。

この「浅い呼吸」は、骨盤底筋の働きを鈍らせる原因の一つです。なぜなら、骨盤底筋は呼吸に合わせて動いているから。息を吐く時に、横隔膜の動きに連動し引きあがり、吸うときに元の位置に戻る。この自然な骨盤底筋の動きのリズムが、浅い呼吸によって失われてしまうのです。

3. 出産やホルモン変化による影響

妊娠や出産時に骨盤底筋は大きな負担がかかりダメージを受けます。その回復が十分でないと、内臓を支える力が低下してしまいます。また、更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少し、筋肉や結合組織が弱まりやすくなります。

京都では伝統文化やお仕事柄、着物を着る機会の多い女性も少なくありません。その際に「締め付け姿勢」が続くと、呼吸や骨盤の動きが制限され、尿漏れを悪化させることもあるのです。

骨盤底筋群とは?

骨盤底筋群は、骨盤の底にあるハンモック状の筋肉群。膀胱・子宮・直腸などの臓器を支え、排泄や性機能、姿勢維持に深く関わっています。

しかし、単体で働く筋肉ではありません。代表的な呼吸筋である横隔膜、腹部のインナーマッスル腹横筋、背骨を支える多裂筋と協調して、「体幹ユニット」として全身を支えているのです。

つまり、骨盤底筋群だけを鍛えるのではなく、“体全体の使い方”を整えることが大切です。


女性に多い「骨盤底筋群がうまく働かない」サイン

  • 立っていると腰が重く感じる。

  • 長時間座ると尾骨が痛くなる。

  • トイレが近い/間に合わない。

  • お腹に力を入れる癖がある。

  • 呼吸が浅く、胸で短い息をしている。

これらのサインがある方は、骨盤底筋群が「正しく使えていない」可能性があります。

筋トレだけでは解決しない?

「骨盤底筋トレーニング=締める運動」と思われがちですが、実は**“締めすぎ”も問題**。

力を入れることばかり意識してしまうと、筋肉が固まり、血流が悪くなり、かえって疲労が溜まります。

本来の骨盤底筋は、“呼吸に合わせて動くしなやかな筋肉”です。強く締めることよりも、「呼吸とともに動かせること」が重要です。


家でできる簡単セルフケア

FEMYELLでもお伝えしている、「今日からできる骨盤底ケア」を1つ紹介します。

呼吸とともに骨盤底を感じる練習

1⃣背筋をまっすぐに伸ばして仰向けに寝る

2⃣ 骨盤底筋を締めて吐く息に意識した呼吸を行う

3⃣ しっかりと吐き切った後は、吸う呼吸はリラックスして自然に

1日5分寝る前だけでも、骨盤底と呼吸のつながりを意識する練習になります。

まずは“自分の体の状態”を知ること

女性は、真面目で我慢強い方が多く、尿漏れや骨盤の悩みを人に相談しにくい傾向があります。

でも、体の変化は恥ずかしいことではありません。年齢でも、出産でもなく、「体の使い方を少し変えるだけ」で、改善できることがたくさんあります。

FEMYELLでは、まず「今の姿勢」「呼吸」「骨盤の位置」を丁寧にチェックし、その方の体に合ったケア方法を提案しています。


 
 
 

コメント


bottom of page